■保護されるまでの経緯■
フクちゃんは、Kさんと言う壮年の男性と二人暮らしでした。
Kさんは奥さんを早く亡くされ、長年「人工透析」をしてきたのですが、病状が悪化。
入院を勧められていましたがフクちゃんの為に入院をせずに頑張っていました。
親戚や周囲の方に、フクちゃんを安楽死させて入院をすればいいと意見されるように・・・。
長年家族として過ごしてきたフクちゃんを安楽死させる決断は、Kさんには出来ませんでした。
しかし、Kさんの病状は益々悪化。ついに入院、手術する事ととなりました。
フクちゃんは2ヶ月もの間、ひとりぼっちの部屋でペットシッターさんに
餌を貰ってKさんの帰りを待っていました。
フクちゃんを赤ちゃんの時から育て我が子のように思ってきたKさんは、
真剣にフクちゃんの安楽死を考え毎日苦しんで涙を流していたそうです。
2005年1月4日、Kさんは若くして帰らぬ人となりました。
現在、シッターさんがフクちゃんを預かっています。
シッターさん宅には、保護した猫や犬が多数おります。
フクちゃんは、8歳になります。
出来れば静かな環境で余生をのんびり過ごさせてあげたい、との事です。
|
|
■フクちゃんの特徴■
アメリカンショートヘアとキジトラのミックス。
8歳のおばあちゃん猫(不妊手術済み)で
フクちゃんと呼ばれていました。
大きな目が愛くるしく
よく太っていてフクフクとぬいぐるみにたいに可愛いです。
■健康状態■
健康状態は良好。蚤なし。回虫なし。
朝晩少量のカリカリと缶詰を食べます。
■性格■
大人しい性格で、
今まで一度も外へ出たことがありません。
家の中をトコトコ散歩して日向ぼっこ・お昼寝が日課。
トイレ、爪とぎは決まった所でし、
暴れることもないので室内が荒れることなく
世話が大変しやすい子です。 |
■里親さんの条件■
フクちゃんを家族の一員として終生大切にしてくださる方。(完全室内飼いをして下さる方)
保護主さんのお宅にいる若いオス猫ちゃん・メス猫ちゃんとは馴染みませんでした・・・。
その為、できれば多頭飼いでない事を希望致します。
*保護されている方は神戸在住・近郊の方を希望しますが、
良縁であれば距離は問いません。直接お届けしますのでまずご連絡ください。
*横行する里親詐欺から守るため、堅苦しいことや立ち入った質問をするかもしれませんが
親心と思ってご理解ください。
★お問合せ・質問はコチラよりどうぞ★(掲載依頼主さんに転送します) |
<<里親さん決定致しました!!>>
2005/5/6
フクちゃんの里親さんが決定致しました。
神戸市北区の女性の方が、フクちゃんを単頭飼いして下さる事になりました。
とても良いご縁で、里親になって下さったH様
いつもフクちゃんを気にかけて、里親さんをご紹介下さったうるるさんに感謝致します。
天国のKさんも、フクちゃんに新しい家族が決まってきっと安心されたと思います。
また、これまでにフクちゃんを気に留めて下さった全ての方に感謝致します。
どうもありがとうございました!!
|